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September 17, 2010

Twitterまとめ ベスト16と、この先の方針に関するつぶやき

これはTwitterでのつぶやきをまとめたものです。論考にアラや飛躍がありますが、Twitterならではのライブ感ということでご容赦いただければと思います。

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日本のW杯ベスト16は、どのように評価すべきか?それには本来、事前の目標設定が必要です。

目標設定にはまず、自分の力の把握が必要だと思います。私の考えでは、日本は世界トップ30から40位程度。アジアだからコンスタントにW杯に出られていますが、欧州や南米だったら、出たり出なかったりする程度だと思っています。つまりスイスやパラグアイと同程度。

ただ、W杯は一発勝負ですから、「目標」はやや上、ベスト8程度でかまわないでしょうが、「ベスト16がノルマ」と言ったら、世界の監督は誰も就任しないでしょう。日本の力はその程度だと思います。岡田さんがベスト4を目標と発言しても、それはそれとして、このような自分たちの力の把握はしておくべきだと思います。

なので、「岡田さんがベスト8におよばなかった」「岡田さんに限界があった」という言い方は、私には違和感があります。まず、日本の力はあんなものだと受け止めるべきだと私は思います。というか、ベスト16を達成すれば御の字でしょう。

その上で、「今後どうすべきか」について考える時には「岡田日本がベスト8に届かなかったのはなぜか」「その悪いところを直せばベスト8に届く」という対症療法的な考え方では、過ちを犯すと思います。そういう対症療法は、「組織だけでは限界がある」→「だから自由を(対症療法)」という2002後の考えに近い。そうではなく、日本の根本的な強みは何か、弱みは何か、というところからもう一度考えるべきでしょう。

さて私は、今回の大会では日本の課題は明らかになっていないと思っています。明らかになったのは、「付け焼刃の戦術ではあれが限界」ということに過ぎません。ですから、今後を考えるなら「あの戦術の『 延 長 上 に 』日本の未来はあるか否か」を考えるべきだと思うのです。

急な方針転換後、岡田さんがW杯で取った戦術に、もし時間があったとして、岡田さんが攻撃の手段を追加できたか。日本がウルグアイのようになれたかどうか。それはわからないことです。あるいは他の監督で、あの路線を追求したら、攻撃まで整備できるのか。そういう視点でないと「あの路線」を否定することはできないと思います。

さて、といったところで「根本的にどうするべきか」に対する私個人の意見は、やはり「あの路線」を追求しない方がよさそうだ、というものです。理由は二つで、一つは闘莉王中澤級のDFが頻出するとは考えにくいこと。もう一つは、日本にフォルラン・スアレスが出てくるとは考えにくいこと。やはり集団で守り、攻めるほうが向いていると思うからです。

今後、集団で守り、集団で攻めるサッカーを行うに当たって、岡田さんが残してくれた課題は、本大会のそれではなく、それ以前の2年間の「コンパクトに守るには、足の(あるいは眼の)速いDFが必要」「プレスには、それ以外のゾーンのバランスが必要」の方だと思います。これがクリアできなかったために、本大会ではあの守り方にならざるを得なかった。

という課題があるとすると、欧州で一般的なプレスとバランスを保ったゾーンDFのやり方を持ち込んでくれそうなザックの就任を歓迎できる。攻撃に関しては、そこからのショートカウンターになるでしょうか?ただそれも、今回会のドイツがやっていたような複数人が絡んでのそれを構築したいですね。

これはもしかするとすぐに消すかもしれません。あしからずお願いします。

03:12 PM | 固定リンク

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