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January 14, 2005
ニュースいろいろ
ご存知のように中田浩二選手がマルセイユの練習に参加しているのですが、店頭で見たスポーツ新聞では大々的に、まるで移籍が決定的であるかのように書いてありましたね。よほど話題が少ないのでしょうか(笑)。
ガゼッタさんは1月13日の日記で、「ロングフィードを期待しているのか?」という趣旨で書かれていて、こちらでは、フランス語に堪能、フランスリ-グでの試合にも詳しい発汗さんが、「ボランチではないか」と考察をされていますね。
私は単純に「左足の使える選手を求めている」のじゃないかなと思います。欧州の監督はかなりかたくなに「左側には左足の選手」と決めているような人がいますよね。中田浩二選手は、左アウトサイド、左CB、ボランチの左側、もしや4バックなら(ないだろうけど・笑)左サイドバックなど、さまざまなポジションで起用できると思っているのではないでしょうか(もちろんその左足の正確さ、1vs1の基本の高さなどは前提にして、ですけどね)。
マルセイユの公式サイトのほうでも、練習風景の写真入で紹介されているようで、これはかなり期待されていることは間違いないような気がします。
実際に決定するかどうかはまだまだわからないと思いますが、後ろのほうの選手の移籍は戸田以来ですし、もしや左CBで起用されるとなるとディフェンダーの移籍第1号ですよね。楽しみに続報を待ちたいと思います。送り出す鹿島のほうは複雑でしょうけど・・・。
さて、以前にご紹介した「村井をこのまま行かせていいのか」ですが、主催者の一人Friskさんのほうから、村井へのメッセージを渡しに行ったご報告があがってきています。こういう活動も、それをきちんと受け入れ、話をしてくれるクラブ関係者の方も、ともにすばらしいですね。すべてが上手く回っていくことを祈っています。
それと、第4回フットボールカンファレンスの宇都宮徹壱さんのレポートが出ていますね。やはり審判問題のセッションが印象が強かったようで、その部分が中心です。宇都宮さんの冷静な筆致の感想に基本的には同意なのですが、ただ、判定に関する議論は「審判のほとんどがまだ一種のアマチュアである」という点がこれまでは障害になってきたのではないかと思います。その点をどう打破していくか、いずれまた考えてみたいと思います。
もうひとつ、北朝鮮が海南島で合宿を開始したようですね。
さらに北朝鮮チームが、日本メディアの動向に強い警戒心を示し「写真撮影は仕方ないが、選手やコーチへの取材は絶対に受けない」とする役員のコメントを紹介した。
うーむ、いわゆる「ヴェールに包まれている」という奴ですか。メディアのほうは早速手ごわさをアピールしているようですが、こういう報告もあります。
北朝鮮なんて「フツー」だぜ!
とのことなので(笑)、もちろん油断はいけませんが、過度に恐れすぎることもないでしょう。きちんと準備をして、アジアカップの時の日本の「落ち着き」を再現できれば、
小柄でスピーディーな攻撃陣は脅威になりうるが、なにせ攻撃がワンパターンなのだ。守備もイージーなクリアミスが目立った。(中略)
だが、逆にこの「ヨン様」のラインが断たれると、攻撃はワンパターン化する。UAE戦では後半13分に先制され「ヨン様」に疲れが出始めると、やみくもに相手の深いDFラインにスピードで突っ込み、自滅した。
この日は、1次予選の得点王ホン・ヨンジョが欠場したが、基本的には小柄で一本調子のチームであることには違いはないだろう。
というチームらしいですし、きっちりと勝ち点3をあげることができると思います。選手、監督にはオフも短くなり大変だと思いますが、ここが第1の正念場ですから、ぜひしっかりと準備をして欲しいですね。
それではまた。
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