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April 17, 2004
もういいか、でも続いちゃう(苦笑)
ジーコ 私の采配が悪い。チームがどうしようもない。ネガティブなことばかり取り上げられる。2連勝。勝ち点6でグループ首位なのに?
私がなぜ、ここまで責められなければならないのですか?
さて逆ギレです(笑)。しかし読み返してみると、これは興味深いですね。最初、私は、ジーコ監督は石倉記者のツッコミに対して「なぜそこまで責める?」とキレているのだと思っていました。しかし、「采配が悪い、チームがどうしようもない」などと、今日出ているのではない非難を口にするところを見ると、これは「これまでメディア上で出ていた批判」に対してのものであることがわかります。
日本の記事を通訳の方が訳していたのでしょうか?あるいは英語版や、ポルトガル語に翻訳された「国際ジャーナリスト」の記事に反応しているのでしょうか(笑)。どちらにしても、私たちや大住さんが言っているような批判は、ある程度本人の耳にも届いているようで、一安心(?)ですね。
ジーコ 私がまったく的外れな、及第点も与えられないようなチームづくりをしているのか?私は自分の指導法に自信を持っているし、選手を信頼している。ネガティブな部分にばかり目を向けず、ポジティブな部分にも目を向けて欲しい。勝っているのだから。負けていないのだから。
同じようなことを、FOOTBALL NIPPON2004春号の増島さんによるインタビューでも答えていますね。サポのデモやブーイングについて聞かれたのに対してです。
ジーコ そもそも私を解任せよ、とデモをした60人の理由は何なんだ。私が不正を働き、皆をだまくらかし、間違ったサッカーをしているとでも言うのか。(FOOTBALL NIPPON2004春号)
ジーコさんが不正を働いていないこと、皆に対して誠実であろうとしていることは、特に疑ってはいません。またこの世に「間違ったサッカー」などというものはないでしょう。
ただ、監督能力の低いジーコさんでは日本は弱くなる、と言っているだけなのですよ。
1次予選で勝っていることを錦の御旗にしたいようですが、1次予選で勝つことはかつてより私たちにとっては普通です。
「予選だから勝てばすべてが許される」というふうには、私たちは考えないのです、1次予選では。
この段階では、勝つことはもちろん、その時しているサッカーで2次予選や本大会でどのような戦いができるか、を見ていかなくてはなりません。
そしてそれは、オマーン相手にロスタイムの偶然のゴールまであわや引き分け、というものだったのです。
ジーコ 日本代表は、世界でも圧倒的な実力を持っているわけではない。シンガポールやオマーンは、日本よりもランキングは下かもしれないが、ワールドカップを争うのだから、親善試合とは臨む姿勢が違う。その中で苦しみながらも、われわれは勝っている。日本とそれらの国に、ランキングほどの差はない。にもかかわらず、「何で格下の相手にこんな試合しかできないのか」と言われる。これは自分にとっても選手にとっても、非常に心外だ。
私たちは、選手を責めてはほとんどいないですよ。誤解しないでいただきたいのですが。
あれだけの悪コンディション、あれだけの稚拙なモチベーションコントロール、ああいう中では選手は本当に良くやっていると思っています。
ジーコ なぜ、そこまで言われなければならないのか?日本は世界でもダントツの力を持っているわけではない。これからそうなっていくチーム。そこをよく考えて欲しい。
えーと、「日本とそれらの国にそれほどの差はない」からこそ、監督能力の低いジーコさんでは不安なのですね。
もう一つ、「差はない」からこそ、しっかりとした組織を作るべきだと私は思いますね。
さて、ここまで一気にジーコ監督はまくし立てました。インタビューでこのように長い文章が続いているのを見たことはあまりありません。特にジーコ監督は、あまり長い文章をしゃべる方ではなかったですから。この長さを見ると、ジーコさん、よほど「溜まっていた」ことがわかりますね。
---4人の起用、そのものが疑問なのではありません。わずかな準備期間しかない状況は、現実として2回続けてあった。その両方で起用した結果、2回続けて内容が芳しくなかったことが疑問なのです。彼らが欧州でプレーを続けてるのであれば、今後も同じ状況は起こりえます。結果が出ているのは事実ですが、あなたがまた同じように、短い準備期間で起用し、また同じように芳しくない内容になるのではないか。それを懸念しているのです。
石倉さん、ジーコの切れ始めの最初の反論に対しての質問を返していますね。これ自体は実に的確な反論だと思いますが、この長広舌の中にはもっと突っ込んでいいところもあった(笑)ような気もします。
ジーコ では、国内でプレーしている選手を起用したとしましょう。同じような僅差の結果が出たら、「ほら、海外組を出さないからだ」となる。これでは、いたちごっこだ。
「同じような僅差の結果が出たら」そうかもしれませんね。しかしだからと言って運否天賦というわけでは(以下略・笑)。
ジーコ 私は自分の判断に絶対の自信がある。それも勝手な思い込みではない。これまでの結果などの例から、そう考えている。
いや、それを勝手な思い込みと言うんですが。
---今後も状況は大きく変わらないでしょう。準備期間がどんなに短くても、チームのベースは海外組に置いていくつもりですか。
ジーコ 相手もあるし、試合に向けた状況もある。しかし、基本は変わらない。それは、これまでやってきたことだ。
そうですね。問題点を認識していないのですから、ジーコさんにとっては何を変える必要もないのですね。「ジーコが変わらないのなら、ジーコを代える必要がある」(ジーコジャパン検証番組での発言。発言はDemperWebで読めます)ジーコさんは、まったく変わらないようですよ。
しかし、欧州遠征のメンバー、あそこまで「何も足さない、何も引かない」だとは思いませんでしたよ。とほほ。意固地になっちゃってるのかなあ。
もう後は、誰が首に鈴をつけるか、だと思いますね。川淵さん、自分がやらないと、あなたの首にも鈴がついちゃいますよ(さらりと)。
今日のツッコミはここまでで(笑)。細かすぎ?(笑)それではまた。
01:26 PM [ジーコジャパン・考察] | 固定リンク
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コメント
トラックバックは、一応文中にそのサイトへのリンクがあること前提というのがマナーだったりするらしいので、僕はケットさんから新着情報もらった感じで嬉しいですが、ヨソにはお気を付けください(笑)。
僕がリンク見落としてたりしますか?
あーそれと何度も言いますが、僕へのトラバはそういうこと気にせずに、いつでもください(笑)。
投稿者: おりた (Apr 17, 2004 7:34:34 PM)
なぜにここまで、ジーコ監督は執拗に自己弁護をして他人の話しに
耳を貸さないのか、いやどうして自分が違うということを認められないのか、不思議ですね。
投稿者: ブランク (Apr 17, 2004 10:18:14 PM)
おりたさん。おーそうなのか。勉強になりましたよ。
ブランクさん。やはりものすごく自信があるのだろうと思いますよ。選手としては常人の達し得ない高みにいた人ですからね。あいかわらず「サッカーとはそういうものではない。私が教えてあげる」という態度を崩していないですよね(これはトルシェもオシムもそうなので、ジーコだけが悪いというわけではありませんが)
投稿者: ケット・シー (Apr 18, 2004 6:05:22 PM)
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